自然な気持ちだと思います。
でも、いい点数を取るためには、それぞれのセクションで
どれくらい得点を取ればいいのでしょうか。
少し古い資料からですが、平均的な得点分布を参考に
見てみましょう。
なお、TOEICは2006年5月にリニューアルが行われ、
出題形式に調整がされていますので、その点も考慮に入れて
表をご覧ください。
(新しい情報が入り次第、このエントリは更新する予定です)
まずは、
日本人ビジネスマンの平均的点数とされる400点です。
セクション   出題数  正解数  正解率
写真描写問題   20問   18問    90%
応答問題      30問   16問    55%
会話問題      30問    6問    20%
説明文問題     20問    5問    25%

文法・語彙問題  40問    22問   55%
誤文訂正問題   20問     9問    45%
読解問題      40問    23問   60%
(「TOEIC速読・速聴トレーニング」 11頁)
写真描写問題は90%と高得点です。
ここは落としてはいけないところだ、と言えます。
確実に聞き取って点数に結び付けなければ。
ただし、TOEIC400点という、このレベルの学習者は
応答問題、会話問題、説明文問題、と進むにつれて
正解率が、がくっと落ちてしまいます。
これは、聞き取る英語の量が増えるためと、
会話的な表現に慣れていないためと言えるでしょう。
下半分の3つのセクションはReading ですが、
約半分の正解率となっています。
TOEICの聞いてくる文法事項にマニアックなものは、
そんなにありません。
大学受験の場合は、重箱の隅をつつくような、
文法書に小さく書かれた事柄が実は頻出、というのが
あったかもしれませんが、大まかに言って、
TOEICでは、そういう出し方はしません。
ただ、TOEICの場合は、玉石混合と言いましょうか、
注意深く考えて答えを出す難しめの問題と、
簡単に答えを選べる難易度の低い問題が
ごちゃまぜで出されるので、慣れるまでは、
全部の問題が難しく見えてしまうかもしれません。
この統計が掲載された資料には、このレベルの学習者について、
こうした学習法が薦められていました。
以下に引用します。
(学習法)
1.まず、高校レベルの文法を整理して覚えること。
2.英字新聞(USA TODAYがおすすめ)の興味ある記事を辞書を使わず、スピードを上げて読むこと。
3.ラジオ、TVの英会話番組のスキットをテキストを見ずに聞き、耳を慣らすこと。(特にTVの画面と音を結びつける訓練を!)

(「TOEIC速読・速聴トレーニング」 11頁)
おそらくこのレベルの学習者の方は文法事項が
あいまいになっていると思います。
あやふやな理解では、問題を解いていて迷ってしまうことに
なりますから、理解をしっかりしたものにしましょう。
間違えやすい文法事項は、また随時取り上げていきます。
英字新聞の興味ある記事を辞書なしで読み進める、
とありますが、たしかにいちいち辞書を引いていては
読むスピードが落ちてしまいますね。
例えば短い記事であれば、辞書なしで読みながら、
わからない単語にしるしをつけていって、
読み終わってから、その中の幾つかを調べることができます。
全部を調べるのは大変でしょうから、
記事の内容を知るのに不可欠だと判断した単語だけ、など
ラインを決めて調べると良いと思います。
長い記事で面白そうだと思ったものがあれば、
副見出しごととか、数パラグラフごとに調べましょう。
最後に、テキストを見ずに聞いて耳を慣らす、とありました。
先日書いた「歌詞カード方式」と逆じゃないか、と
思った人もあるかもしれません。
でも、これは全く相反する事柄、というわけではありません。
最初からスクリプトを見たらダメだよ、と書いてあるのです。
耳で聞く前にスクリプトを見てしまうと、その文字に頼ってしまって、
「耳で聞き取ろう」というパワーが下がってしまうのです。
それで、番組を見たり聞いたりするときに、
まずは、スクリプトなしで聞き取るよう努力しましょう。
そのあと、聞き取れなかった部分をスクリプトで確認しながら
聞いていくと、自分にとってカタマリとしか聞こえなかった部分が
意味のある、ちゃんとした英語になっていくのを体験できます。
「歌詞カード方式」(その3)で、これをお話しようと思っていたので、
読者の方には、もどかしい思いをさせてしまったかもしれませんね。
申し訳ないです~。
[引用文献]
千田潤一 「TOEIC速読・速聴トレーニング」 朝日出版社 1991

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